• 印刷
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
拡大
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県内で16日、新たに37人の新型コロナウイルス感染が確認された。新規感染者が30人を超えたのは6日連続。県内の累計感染者数は1900人になった。

 公的業務に従事する人の感染が目立ち、明石市が発表したうちの1人は、生田署の留置管理課に所属する20代の男性巡査部長。同署の留置管理課では10、15日にも各1人の感染が判明しており、3人目となった。県警によると、巡査部長は11日朝まで同署で勤務していた。署内の留置人の検査を行うかどうか、保健所などと対応を検討中という。

 姫路市と県は、同市消防局の飾磨消防署白浜分署に勤務し、中播磨健康福祉事務所管内(福崎、市川、神河町)に住む20代の男性消防士の感染を発表した。12日朝~13日朝の夜勤で救急搬送を担当していたため、同市は搬送した患者や救急車に同乗した家族らの検査を検討している。白浜分署の消毒は済ませたという。

 神戸市では、クラスター(感染者集団)が発生している同市垂水区の介護付き有料老人ホーム「美波ホール」で新たに50代の男性職員と、80代の女性入所者の計2人の感染が判明した。同ホーム関連の感染者は計25人となった。また同市立保育所の50代の女性保育士や、同市内の医療機関に勤務する50代の男性医師の感染も確認された。(まとめ・前川茂之)

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

 

天気(9月9日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 30%

  • 34℃
  • ---℃
  • 50%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ