火葬場での新型コロナウイルス感染防止に役立ててもらおうと、一般社団法人「全国環境マネジメント協会」が17日、兵庫県に防護服150着を贈った。
同協会は、火葬場で発生する「残骨灰」の適正な処理を研究、指導する団体で、寺院や関係企業などでつくる。
この日は、同協会の中道高司理事が県庁に井戸敏三知事を表敬。寄贈を受けた井戸知事は「貴重な支援。現場作業に活用させていただきたい」と感謝した。
県は感染状況に応じ、火葬場がある市町など35団体に配布。新型コロナ感染者の遺体は、専用の「納体袋」に入れられていれば防護服は不要だが、納体袋が破れた場合などに防護服を活用するという。(藤井伸哉)
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