総合 総合 sougou

  • 印刷
再開前日に行われた花組の通しげいこ=7月16日、宝塚市栄町1、宝塚大劇場(撮影・斎藤雅志)
拡大
再開前日に行われた花組の通しげいこ=7月16日、宝塚市栄町1、宝塚大劇場(撮影・斎藤雅志)
感染予防を呼び掛ける看板や消毒液=7月16日、宝塚市栄町1、宝塚大劇場(撮影・斎藤雅志)
拡大
感染予防を呼び掛ける看板や消毒液=7月16日、宝塚市栄町1、宝塚大劇場(撮影・斎藤雅志)

 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)が新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)発生の影響を受け、宝塚大劇場で異例の長期休演が続いている。春に約4カ月休んだ後、待望の再開から約2週間で再び休演。31日まで上演中止となったが、それ以降の予定は明らかにされておらず、ファンや歌劇通の著名人から「いつ見られるのか」と不安の声が上がっている。(津谷治英)

 同歌劇団は感染が拡大し始めた3月から休演し、7月17日、宝塚大劇場での花組公演「はいからさんが通る」で再開。出演者は起床時に検温、入場者を客席数の半分以下、舞台上の出演者も2割ほど少ない57人に限定するなど感染防止対策を徹底した。

 しかし8月2日に体調不良者を確認。全出演者とスタッフのPCR検査で、出演者9人を含む計13人の陽性が分かった。いったん同16日まで上演を取りやめたが、31日まで延ばすことになった。

 同歌劇団は「保健所の指導も仰ぎながら必要な措置を行う。公演再開に向けて、観客とスタッフらの安全、安心を最優先に考えたい」とコメントする。

 また東京宝塚劇場(東京都千代田区)の星組、梅田芸術劇場(大阪市北区)で開幕予定だった雪組からも感染者が確認された。梅田は休演、東京は20日まで一時休演を経て21日の再開を決めた。

 大劇場が4カ月もの長期間休演に追い込まれるのは太平洋戦争以来のこと。阪神・淡路大震災で大劇場が損傷した際も、74日で公演再開を果たしている。

 本紙夕刊で宝塚歌劇の劇評を執筆する作家の玉岡かおるさんは、「体験したことがないほど長い休演。先も見えない」と不安そう。7月に花組公演を観劇したばかりで、「幕が上がった時、ついにこの日がきたかと感動したのに」と声を落とす。

 再休演について「人生の輝きの何%かを失ったくらいショックです。しかし100年以上継続してきた文化。万全を期しての再開を待ちたい」とエールを送った。

 ラジオ関西で宝塚歌劇の関連番組「ビバ!タカラジェンヌ」を担当する小山乃里子さんも今回の花組公演に2回足を運んだ。「生徒らの健康管理をしっかりしていると聞いていたのに、クラスターとは」と驚きを隠せない。「活躍の場を失った劇団員らが心配。励ましに行きたい気持ちです」

 同歌劇団は大劇場などの公演再開時期について今後、ホームページで公開するとしている。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

総合の最新
もっと見る

天気(7月26日)

  • 33℃
  • 26℃
  • 10%

  • 33℃
  • 24℃
  • 10%

  • 34℃
  • 26℃
  • 10%

  • 36℃
  • 25℃
  • 20%

お知らせ