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事業連携の協定を結んだ(左から)コニカミノルタの山名昌衛社長、久元喜造市長、パーソルホールディングスの水田正道社長=神戸市役所
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事業連携の協定を結んだ(左から)コニカミノルタの山名昌衛社長、久元喜造市長、パーソルホールディングスの水田正道社長=神戸市役所

 精密機器大手のコニカミノルタ(東京)と人材派遣大手のパーソルテンプスタッフ(同)は25日、ITツールを活用して行政や企業の業務効率化を提案するオフィス「はたらき Factory KOBE(ファクトリー コウベ)」を神戸市須磨区の市営地下鉄名谷駅前に開設する。地元の人材を採用して、デジタル技術の担い手を育成するのが特徴で、神戸市も新しいビジネスモデルとして支援していく考えだ。(長谷部崇)

 オフィスは同駅南の名谷センタービル2階に設け、10月から本格稼働。はんこ文化や書面主義など、従来型業務の改善や効率化を目指す行政、企業の依頼を受け、ITツールを活用した業務の電子化、自動化、一元化を提案する。

 従業員は子育てや介護で就業時間に制約がある人などを対象として、初年度は地元を中心に10人程度を採用。アシスタント作業からITツールを活用した作業、業務改善のプロセス設計と、働きながらデジタル技術を身に付けてもらう。

 パーソル社は昨年末から同区内で、子育て中の女性らに働く場を提供する「神戸名谷ワークラボ AOZORA」を運営。7月時点で108人がコールセンターや入力業務に従事し、キャリアアップを望む声もあったという。

 両社と神戸市は、ITツールを活用した業務環境の構築や情報通信技術に関するキャリア形成支援などで協定を締結。地域の人材に専門技術を身に付けてもらうことで、働き方の多様化を推進していく方針だ。

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