移動式のサーカス公演を展開する「ポップサーカス」(大阪市)は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、活動資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。目標額は1千万円で、10月30日まで受け付ける。
ポップサーカスは1996年の旗揚げ以降、全国の約60都市で1千万人以上を動員してきた。これまでに兵庫県内では神戸、姫路、加古川市で計6公演を開いたほか、同サーカス社長は丹波篠山市出身と兵庫とのゆかりも深い。
コロナの影響で宇都宮公演(栃木県)は2月の開幕直後から休演を余儀なくされ、再開も見通せていない。14カ国の団員ら約70人はテント近くのコンテナハウスで共同生活を送っている。CFで集まった寄付は施設の維持費や公演再開に向けたトレーニング費のほか、コロナ対策にも充てる。
1口3千~30万円の寄付額に応じて、キーホルダーやスタッフTシャツ、舞台衣装(レプリカ)などが返礼品として贈られるほか、出演者とのオンラインミーティングも用意している。同サーカスの公式サイトを通じて、CFサイトの専用ページにアクセスできる。
公式サイトはhttp://www.pop-circus.co.jp
ポップサーカス宇都宮公演事務局TEL028・666・6082(平日午前9時~午後5時)









