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 辞任を表明した安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選を巡り、同党兵庫県連は31日、党員・党友投票を省略した簡易方式で行われた場合、独自に県内の党員らによる予備選挙を行う方針を決めた。県連は「地方の党員の声も反映すべき」として、党本部に実施を申し入れていた。

 党は緊急時の規定を適用し、手間のかかる党員・党友投票を省いて国会議員1人1票と、47都道府県連3票ずつの計535票で新総裁を選ぶ方向。これに対し、兵庫県連は「コロナ禍で疲弊した地方の声を国政に反映させるためにも実施すべきだ」と反発している。

 県連はこの日、役員の協議で党員・党友投票が省略されても独自に実施することを決定。事前に党員らに投票用紙を発送する準備を始めた。総裁選までに返送を受けた得票数に応じて、県連の3票を配分する。投票権を持つ県内の党員・党友は約2万6千人という。(井関 徹)

 

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