兵庫県書作家協会の創立70周年を記念した「2020令和からの発信・兵庫の書展」(同協会、神戸新聞社主催)が1日、神戸市中央区の兵庫県立美術館で始まった。多彩な書道作品64点が並ぶ。6日まで。
同協会は1950年、書道芸術の発展を目指し、県内の書壇を代表する書作家がジャンルを超えて協力し発足。今回は周年事業として、先達作家や協会幹部の作品を展示している。
会場では、漢字、かな、篆刻、前衛の4部門に分け、協会設立に尽力するなどした先達作家の作品を中心に紹介。1枚の紙全体を使って力強くしたためた漢字や、余白部分との濃淡が美しい和歌など、レベルの高い作品が並ぶ。
同協会の伊藤一翔理事長は「さまざまな分野の作品が一堂に会し、非常にバラエティー豊か。このような機会はほとんどないので目にしてほしい」と話した。無料。午前10時~午後6時。
2~7日は、大丸神戸店(神戸市中央区)と県民会館でも開かれる。両会場の展示時間、入場料など詳細は同協会TEL078・261・9401
(安福直剛)









