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「豊岡演劇祭」開幕を迎え、思いを語る平田オリザさん=豊岡市日高町日置、江原河畔劇場
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「豊岡演劇祭」開幕を迎え、思いを語る平田オリザさん=豊岡市日高町日置、江原河畔劇場

 国際的に活躍する劇団など約30団体が参加する「豊岡演劇祭」が9日、兵庫県豊岡市で開幕した。22日まで。新型コロナウイルス感染防止のためオープニングイベントは行わず、初日は江原河畔劇場(同市日高町)や神鍋高原の屋外会場などで上演。フェスティバルディレクターを務める劇作家の平田オリザさんは、コロナ禍の中で開幕を迎えた思いを「感無量の気持ちと緊張感も持っている。文化を再興する機会に」と語った。

 市内に約30会場を設け、週末は1日最大16プログラムを実施。コロナ対策で観客数を各会場の最大収容数の半数以下とし、出演者にPCR検査を義務付けた。

 初日は午後7時半から、平田さんの主宰劇団「青年団」が「ヤルタ会談」を上演。第2次大戦が終わる直前の米英ソによる秘密会談で、集まった3人の首脳が「あの国が欲しい」など自分の事ばかり主張するブラックコメディーを、観客約40人が楽しんだ。

 神鍋高原スキー場前でも野外演劇があり、平田さんの私塾「無隣館」で演劇を学ぶ俳優西井裕美さん(33)=東京=は「場所によって作品も変化するのでおもしろい」。東奏さん(24)=同=は「城崎温泉にも行ってみたい」と話していた。平田さんは「日本で初めての回遊型の演劇祭。合間に観光地も巡って楽しんでほしい」としている。

 11日には劇作家・市原佐都子さんの今年の岸田国士戯曲賞受賞作を、城崎国際アートセンターで上演(残席なし)。残席があるのは、中堀海都さんと平田さんによる室内オペラ「零」(13日、豊岡市民会館)▽「変わりゆく線」によるダンス作品(20日、同)▽「シガーズ」公演(13日、市民プラザ)。フェスティバルセンターTEL050・8880・6520(午前9時~午後6時)

(石川 翠)

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