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豪雨被災地でボランティアに汗を流す熊本学園大生ら=8月20日、熊本県人吉市内(同大学社会福祉学部災害学生ボランティアグループ提供)
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豪雨被災地でボランティアに汗を流す熊本学園大生ら=8月20日、熊本県人吉市内(同大学社会福祉学部災害学生ボランティアグループ提供)

 熊本県南部を中心に被害が出た7月の豪雨災害を受け、現地の学生ボランティア活動を後押しするため、兵庫県など各地の防災専門家らがクラウドファンディング(CF)で寄付を募っている。新型コロナウイルスの感染予防で被災地に人が集まらず、泥出しなどの復旧作業の進み具合は芳しくない。寄付は9月末まで募り、学生たちに資材費や交通費を支給し、支援の輪を広げたい考えだ。

 発起人は、兵庫県立大大学院減災復興政策研究科長の室崎益輝(よしてる)教授(76)。防災の専門家やNPO、災害ボランティア経験者ら約50人が呼び掛け人となって「学生災害ボランティア支援の会」を結成。8月中旬から、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集めるCFに取り組む。

 7月の豪雨災害では、熊本県の住宅被害は9千棟超に上り、被害規模は全国で最大に。コロナ禍が相まって同県が災害ボランティアの募集を県内に限定し、復旧に遅れが出ているという。

 室崎教授によると、浸水した家屋で泥出しを担うのは、親族や友人が中心。人手が足りず、多くの家屋はカビが生えてしまっている。家屋の修復を諦め、住み慣れた地域を離れる被災者も後を絶たないという。

 「このままでは被災者は、いつまでも前に進めない」と、室崎教授は危惧。自らも阪神・淡路大震災以降、東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨などを通して若い世代の力が不可欠と実感した。「ボランティア活動は若者を大きく成長させる。支え合いを当たり前に思える機会をつくりたい」

 目標額の500万円は達成し、募集期限までに集まった金額が、10月から学生のボランティア団体・グループに配布される。寄付はCFサイト「Good Morning」内の「豪雨災害の学生ボランティアを支援ください!」から受け付けている。(金 旻革)

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