兵庫県尼崎市は19日、同市と西宮市、大阪市に住む20~60代の男女6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症。このうち4人は、尼崎市内の障害者サービス事業所の職員と利用者で、同事業所では同日までに計6人の感染を確認。同市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。
市によると、同事業所には職員6人と利用者4人が在籍している。10日に30代の男性職員、16日に30代の利用者の男性が陽性となったことを受け、全員のPCR検査をしたところ、新たに30代の利用者2人と40~60代の職員2人の陽性が確認された。施設は15日から休業している。
また、16日に陽性が確認された男性利用者の濃厚接触者の60代男性も陽性が判明した。
このほか、同市の20代の男性は、15日に陽性が確認された20代男性の濃厚接触者で、15日以降は自宅で過ごしていた。
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