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演劇祭を終え、感想を語る平田オリザさん=22日午後、豊岡市日高町(撮影・三津山朋彦)
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演劇祭を終え、感想を語る平田オリザさん=22日午後、豊岡市日高町(撮影・三津山朋彦)

 国際的に活躍する劇団など約30団体が9日から兵庫県豊岡市内で公演した「豊岡演劇祭」が22日、閉幕した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、中止も含めて開催方法を直前まで検討したが、出演者には原則PCR検査を実施するなどの対策をして開催にこぎつけた。公式プログラムに全国から延べ2767人の観客が訪れた。フェスティバルディレクターの劇作家平田オリザさんは「手探りだったが、この状況下で考え得る最も成功した形になった」と総括した。

 昨年の「第0回」を経て初の本格開催となった。感染症対策として、各会場の座席を定員の半数以下にしたほか、観客には出待ちをしないなど独自のガイドラインを設け、協力を呼び掛けた。式典もしなかった。

 公式プログラムには「演劇界の芥川賞」といわれる岸田国士戯曲賞の歴代受賞者が名を連ね、世界的ダンサーや指揮者による作品など、演目は多岐にわたった。若手中心のフリンジ(周辺会場)プログラムでは、神鍋高原や竹野海岸などで屋外公演もした。

 最終日の22日、主宰する劇団「青年団」の公演を終えた平田さんは演劇祭について「産業も同じだが、東京での文化活動が停止しがちな今こそ、地方で活動をするという“バックアップ機能”が大切」と意義を語り、「観劇の合間に観光も楽しんでもらう『回遊型』の演劇祭として、さらに発展させたい」と話した。(石川 翠)

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