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阪神・淡路大震災が発生した毎年1月17日に開かれる「1・17のつどい」について、震災26年の来年1月の開催を表明した実行委員会の藤本真一実行委員長=神戸市役所
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阪神・淡路大震災が発生した毎年1月17日に開かれる「1・17のつどい」について、震災26年の来年1月の開催を表明した実行委員会の藤本真一実行委員長=神戸市役所
「きざむ 1・17」と描かれた竹灯ろうを、多くの人たちが囲んだ=2020年1月17日、神戸市中央区、東遊園地
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「きざむ 1・17」と描かれた竹灯ろうを、多くの人たちが囲んだ=2020年1月17日、神戸市中央区、東遊園地
ろうそくを分け合い、竹灯ろうに明かりをともす人たち=2020年1月17日、神戸市中央区、東遊園地
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ろうそくを分け合い、竹灯ろうに明かりをともす人たち=2020年1月17日、神戸市中央区、東遊園地

 阪神・淡路大震災が発生した1月17日に、神戸市中央区の東遊園地で開かれる追悼行事「1・17のつどい」について、実行委員会の藤本真一委員長(36)は28日に会見し、来年1月のつどいを新型コロナウイルスの感染防止対策を行った上で実施すると表明した。人出が集中し、密集する時間帯の会場運営は「感染状況次第で、入場制限の検討が必要になる」と語った。

 つどいは震災3年目の1998年、避難所や仮設住宅の元リーダーらが同市中央区の旧吾妻小学校で開いた追悼の集会が前身。翌99年から東遊園地に場を移し、例年約5万人が足を運んで犠牲者を悼む。

 一斉に黙とうをささげる午前と午後の「5時46分」は来訪者が増え、発生時刻は特に過密になる。藤本委員長は「さまざまな可能性を模索したい」と述べ、開催日を増やす選択肢もあると言及。コロナの流行次第では、つどいの関係者だけでの開催も想定しつつ「あの日を思い続ける人々に応える最善策を考える」とした。

 また鎮魂の象徴として、「1・17」などの文字をかたどる竹灯籠は、コロナの影響でボランティアの確保が難しく例年の約5千本から大幅に減る可能性があり、竹に代わる明かりの形も考える。炊き出しや集会などの一部行事は中止の方向で調整。来年1月8日には開催概要を公表する。

 会場で募る運営資金への寄付は入場制限などで集まらない事態を想定し、今後クラウドファンディングで呼び掛けるという。(金 旻革)

【1・17のつどい】 6434人が亡くなり、3人が行方不明となった阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する行事。発生日の毎年1月17日に神戸・東遊園地で開かれる。発生時刻の午前5時46分に黙とうをささげ、遺族や神戸市長が追悼のことばを述べる。震災で培われた絆や支え合いなどの大切さを次代に語り継ぐ場でもあり、数ある追悼行事の中では最大規模。例年約5万人が訪れ、震災20年の2015年には過去最多の約10万人が足を運んだ。昨年からは東京会場も設けている。

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