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親子2代で車掌として新快速に乗務している森元克好さん(左)、啓介さん親子=30日午前、兵庫県太子町福地
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親子2代で車掌として新快速に乗務している森元克好さん(左)、啓介さん親子=30日午前、兵庫県太子町福地

 JR西日本の「新快速」が1日で運行開始から丸50年になる。兵庫県姫路市の森元克好(かつよし)さん(60)、啓介さん(29)親子は半世紀の節目を特別な思いで迎えた。実はそろって新快速の車掌。「今後も多くの人を運ぶ緊張感と責任を胸に乗務していきたい」。関西の大動脈を支える“看板列車”の担い手として、決意を新たにしている。

 新快速の運行は大阪万博直後の1970年に始まった。当初の区間は西明石-京都だったが、徐々に東西へと距離を延ばし、今では播州赤穂から福井・敦賀まで約275キロをつなぐ。2005年の尼崎JR脱線事故以降は、余裕のあるダイヤに改められた。

 父克好さんは1979年に旧国鉄へ入社し、87年から車掌を務める。啓介さんが父と同じ道を志したのは、進路を考え始めた大学時代。偶然乗った新快速に、克好さんが車掌として乗務していた。

 アナウンスの声は家で聞く声とはまるで違い、「かっこいい」と思った。卒業後の2014年、JR西に入社。昨年8月から同じ姫路列車区で車掌として働く。通過駅の多い新快速は次の駅まで10分以上かかることも多く、積極的に車内を巡回する。「お客さまとの触れ合いが多いのも新快速ならでは」と話す。

 ベテランとして「専門主任車掌」を務める克好さんは「経験を伝え、乗客に安心と信頼を与えられる後輩を育てたい」。啓介さんも「父から早く『一人前』と言われるよう知識や技術を磨きたい」と意気込む。

 50周年記念のヘッドマークシールを付けた車両も30日、網干総合車両所で公開された。網干・姫路-野洲間を来年3月末まで1日2往復する。三ノ宮駅では10月2日から、歩みを振り返るパネル展も開かれる。(山本 晃)

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