
城崎の温泉街で繰り広げられたto R mansionのパフォーマンス
兵庫県豊岡市で9月9~22日、初めて開かれた豊岡演劇祭に足を運んだ。コロナ禍で規模は大幅縮小され、感染対策のためにいくつもの制約が課された中での開催。わずか3日間の滞在だったが、作品の質は高く、地域の熱意を実感。来年以降に期待が膨らむ内容だった。現地で見た演劇祭の“生の姿”を、2回にわたって伝える。(溝田幸弘)
同市などで構成する実行委員会が主催し、日本を代表する劇作家・演出家で、昨秋、豊岡に移住した平田オリザさんがフェスティバルディレクターとして全体を統括。「10年で世界有数の演劇祭を目指す」と壮大な目標を掲げる。
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