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条例案の有識者検討会で実物のボーガンを手に説明する県の担当者=7月、神戸市中央区
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条例案の有識者検討会で実物のボーガンを手に説明する県の担当者=7月、神戸市中央区

 兵庫県宝塚市や神戸市でボーガンが凶器とされる事件が相次いだことを受け、ボーガンを規制する兵庫県の新条例が5日、県議会本会議で、全会一致で可決、成立した。所有する全県民に届け出を義務付け、従わない場合は5万円以下の過料を科す。県によると、同様の条例は全国初という。

 新条例では、「人に傷害を与える危険性がある」などを基準に、対象のボーガンを「弦を引く力が30ポンド(13・6キロ)以上」と定義。12月1日以降、新たな取得者は14日以内に、県外からの転入者は30日以内に、住所や氏名を県に届け出るよう求める。11月30日以前からの所有者も、12月30日までの届け出を義務付ける。

 県は当初、条例施行後の新規購入者を対象とする方針だったが、実効性を高めるため、全所有者を対象に無届けや虚偽申請などの違反があれば、取得時期にかかわらず罰則を科すことにした。

 また、販売業者に対しても、県の立ち入り調査を拒否した場合などは5万円以下の過料を科す。

 井戸敏三知事は5日の会見で「ボーガンは使い方によっては大変危険。適正な管理を徹底するため、(届け出の)協力をお願いしたい」と県民に呼び掛けた。

 県は、宝塚市の民家で6月に4人が殺傷された事件の直後に、青少年愛護条例の「有害玩具類」にボーガンを緊急指定。玩具販売店などに、18歳未満への販売や貸与を禁止した。

 警察庁によると、2010年1月~今年6月に全国の警察が摘発したボーガン使用事件は32件。ボーガンは銃刀法の規制対象外のため、同庁は有識者検討会を設置し、新たな法規制の在り方などを検討して、年内に報告書をまとめる方針を示している。(藤井伸哉)

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