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保線係員によるラッセル車の点検作業=11日午前、JR豊岡駅
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保線係員によるラッセル車の点検作業=11日午前、JR豊岡駅

 雪のシーズンを前に、JR西日本福知山支社が11日午前、JR山陰線で除雪用車両「ラッセル車」の試運転を始めた。17日までの4日間、同支社管内の山陰線と播但線、舞鶴線で2台を走らせて点検する。

 ラッセル車は、積雪30センチ以上が予想される場合に出動。兵庫県内では豊岡市の豊岡駅を拠点に、各方面へ向かうという。

 この日は早朝から同駅で保線係員3人が車両を点検した。路線に積もった雪をかき分ける「フランジャー」や、その下から伸びてレール付近を除雪する「アイスカッター」、路線外に押し出す「ウイング」などが正常に作動するかを確認。その後、山陰線の東浜駅(鳥取県岩美町)に出発した。

 2017年は17回出動したが、18、19年は少雪のため出動するケースはなかったという。同支社の緒方和久豊岡支所長は「電車が止まるような雪の際には素早く出動させ、すぐに運転再開できるようにしたい」と話した。(石川 翠)

 

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