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料理旅館「池富」では個室でぼたん鍋を提供。6人用テーブルを3人で使う=丹波篠山市立町
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料理旅館「池富」では個室でぼたん鍋を提供。6人用テーブルを3人で使う=丹波篠山市立町
感染対策のため、手袋を着けて調理するスタッフ=丹波篠山市立町、料理旅館「池富」
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感染対策のため、手袋を着けて調理するスタッフ=丹波篠山市立町、料理旅館「池富」

 野生鳥獣の狩猟が15日に解禁され、本格的な「ぼたん鍋」シーズンを迎えた兵庫県丹波篠山市。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、市内の料理旅館や飲食店は「1人鍋」「直箸禁止」など、さまざまな対応策を取っている。忘年会などの予約は激減しているが、店側は「安心して食べに来て、元気を付けてほしい」とPRする。

 丹波篠山観光協会によると、イノシシ肉をみそで煮込んだ鍋料理は明治期に同市内で誕生。1945年に料理旅館「近又」(同市二階町)が肉をボタンの花に似せて盛り、「ぼたん鍋」の名が全国に広がったとされる。現在、同協会加盟店だけでも25軒ほどが提供する。

 近年は冷凍肉を使うなどして1年中ぼたん鍋を楽しめるが、狩猟解禁から翌年3月ごろまでが本番。しかし同協会によると、新型コロナの影響で予約が伸び悩んでいるという。

 本来ぼたん鍋は「煮込めば煮込むほど柔らかくなる」とされ、大きな鍋を大勢で囲むのが一般的だが、今年は希望があれば「1人鍋」に対応する店も。「『1人鍋』を20人前」などの問い合わせもあるという。もちろん店内の換気を徹底。複数で食べる場合も、直箸ではなく、取り分けるよう呼び掛ける。

 創業160年の料理旅館「池富」(同市立町)は個室で対応。定員を従来の半分にし、6人掛けのテーブルに3人で座ってもらう他、少人数用の鍋も用意する。

 スタッフは料理の説明を最初に済ませ、要望がなければできるだけ個室に立ち入らないなどの対策も。林大司代表(56)は「どの店も県の基準を満たすため懸命に感染予防に取り組んでいる」と話していた。

 ぼたん鍋を食べられる店の紹介や感染予防対応の問い合わせは、同観光協会TEL079・506・1535

(金 慶順)

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