兵庫県明石市は18日、同市議会議長の千住啓介市議(44)=自民党真誠会=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。軽症で、市内の医療機関に入院している。
市感染対策局と市議会事務局によると、16日に39度台の発熱やせきなどがあり、市内の医療機関でPCR検査を受け、翌17日に陽性が分かった。
千住市議は11日、3人以上の会派の幹事長による代表者会に出席した以外は、議長室で決裁業務をしており、議会関係者に濃厚接触者はいない。14日にも山陽明石駅であった式典に公務で出席したが、10分間ほど滞在して帰宅したという。
千住氏は2007年に初当選し、現在4期目。今年5月から議長を務めている。(小西隆久)