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新型コロナウイルスの警戒レベルが「拡大特別期」に入ったことを受け、緊急会見を開いた兵庫県の井戸敏三知事=20日午前、兵庫県庁(撮影・藤井伸哉)
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新型コロナウイルスの警戒レベルが「拡大特別期」に入ったことを受け、緊急会見を開いた兵庫県の井戸敏三知事=20日午前、兵庫県庁(撮影・藤井伸哉)
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 新型コロナウイルスの新規感染者が急増していることを受け、兵庫県の井戸敏三知事は20日午前に緊急会見を開き、県独自の警戒指標について、5段階の最高レベルを超える「拡大特別期」に引き上げたと発表した。特別期に入るのは初めて。合わせて宿泊療養施設を現在の約700室から拡大し、社会福祉施設などでのPCR検査も強化する。(紺野大樹)

 県内では19日、過去最多となる132人の新規感染者が確認された。17日以降、3日連続で100人を超える状況が続いている。

 県は過去1週間の新規感染者の1日平均に基づき、5段階の警戒指標を設定。さらに感染が広がった場合は、病床数などを総合的に判断する「拡大特別期」を設けている。最高レベルの拡大期2(1日平均40人以上)には11日から入ったが、19日には新規感染者の1日平均が86・9人に達していた。

 井戸知事は会見で「総合的に判断すると、拡大特別期に入ったと言わざるを得ない」と発言。感染拡大を食い止めるため、飲食の場面での注意が重要との認識を示し、「県民と共に厳重警戒していく。専門家もここ1、2週間が重要な時期だと言っている。特別期と宣言することで、県民への啓発を強化できるのではないか」と述べた。

 一方、県は感染者の急増を受け、宿泊療養施設を増やして対応する方針。現在は約700室を運用できるが、井戸知事は「さらに200か300室は増やせるように交渉したい」と説明した。

 クラスター(感染者集団)対策では、社会福祉施設などでのPCR検査を強化する。施設内で感染者が出ていなくても、職員や入所者に発熱や呼吸器症状があれば、幅広くPCR検査を実施するという。

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