兵庫県明石市は24日、新たに市内在住の10代女子中学生と30代男性会社員の2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人はいずれも軽症で、市内の医療機関に入院している。市教育委員会は、女子中学生が通う中学校を24、25日の2日間、臨時休校とした。
市によると、女子中学生は18日からせきなどの症状があり、市内の感染者の濃厚接触者として22日にPCR検査を受け、翌23日に陽性が判明した。市は同居する家族や、女子中学生が通う中学校で濃厚接触者を含む生徒約50人を検査する。
男性会社員は14日に38度台の発熱があり、いったん症状が改善。21日から味覚や嗅覚の異常が現れたたため、22日に市内の医療機関でPCR検査を受け、翌23日に陽性が分かった。同居する家族も感染の有無を調べる。(小西隆久)
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