総合 総合 sougou

  • 印刷
動画一覧へ
タクシー車内で運転手がくしゃみをした場合、窓を閉めて対策を施さない状況下での飛沫拡散状況(理研提供)
拡大
タクシー車内で運転手がくしゃみをした場合、窓を閉めて対策を施さない状況下での飛沫拡散状況(理研提供)
タクシー車内で運転手がくしゃみをした場合、窓を開けてパーティションを設置した状況下での飛沫拡散状況(理研提供)
拡大
タクシー車内で運転手がくしゃみをした場合、窓を開けてパーティションを設置した状況下での飛沫拡散状況(理研提供)
カラオケボックス内で対策を施さずに歌った場合の飛沫拡散状況(神戸大・理研提供)
拡大
カラオケボックス内で対策を施さずに歌った場合の飛沫拡散状況(神戸大・理研提供)
カラオケボックス内でパーティションを設置して歌った場合の飛沫拡散状況(神戸大・理研提供)
拡大
カラオケボックス内でパーティションを設置して歌った場合の飛沫拡散状況(神戸大・理研提供)

 理化学研究所(理研)などは26日、神戸・ポートアイランドのスーパーコンピューター「富岳」を使い、タクシーやカラオケボックス、航空機内などでの飛沫がどう拡散するかのシミュレーション結果を発表した。タクシーでは窓を開ける換気効果は少なく、運転席と客席との間仕切りやマスク着用の重要性が示された。

 理研計算科学研究センターの坪倉誠チームリーダー(神戸大教授)らが取り組んだ。報告は4回目。

 タクシーを想定したケースでは、全ての窓を閉め、エアコンの外気導入モードを最大風量の半分で作動させると、2分弱に1回は車内が換気された。後部席左側と運転席側の窓を開けた場合、増える換気量は時速40キロで25%増、時速20キロでは増えず、窓開けによる上乗せ効果は少ないことが分かった。

 また、運転手がせきをした場合、エアコンによる空気の流れで車内全体にエーロゾルが拡散するが、後部席との間にパーティションがあり、運転席側の窓を開けていれば、飛沫が効果的に車外へ排出され、20秒後には半分になった。パーティションは乗客のせきによる直接の飛散を防ぐことも分かり、飛沫量を3割程度まで減らすマスクでの対策とともに効果が期待できるという。

 カラオケボックスを想定したシミュレーションも実施。21立方メートルに9人が入った場合、何も対策をせずに歌うことで、大きな飛沫は前の机に落下し、エーロゾルは歌い始めて30秒で室内に拡散した。一方、排気口の下でマスクやマウスガードをして歌うことで、ある程度の飛散を抑えることができ、さらに排気口の回りにビニールシートなどを設置すれば、さらに効果があることが分かった。

 航空機内の研究でも、3分程度で機内の空気が浄化され、マスクの着用の効果が高いという結果になった。(高田康夫)

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

総合の最新
もっと見る

天気(1月27日)

  • 14℃
  • ---℃
  • 10%

  • 12℃
  • ---℃
  • 30%

  • 14℃
  • ---℃
  • 10%

  • 14℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ