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イラストを矢野交通部長(左)に説明する蓬莱大介さん=兵庫県警
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イラストを矢野交通部長(左)に説明する蓬莱大介さん=兵庫県警
蓬莱さんが描いたイラスト
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蓬莱さんが描いたイラスト

 兵庫県警は、民放のテレビ番組でお天気キャスターとして活躍する気象予報士の蓬莱大介さん(38)が交通安全を訴える動画を、作成した。大雨のときに重大事故が発生するなど天気予報と交通安全は密接な関係にある。動画では、高齢者や自転車の絡む事故が後を絶たないことなど、近年の交通課題を伝えている。(堀内達成)

 同県明石市出身の蓬莱さんに県警交通企画課などが協力を依頼し、快諾を得た。動画は、テレビ番組の収録の合間を縫って、テレビ局内の会議室で撮影した。本来は明石海峡大橋を背景に動画を撮る予定だったが、天候の影響で変更になったという。

 動画のタイトルは「蓬莱さんの交通安全教室」。計9本を予定しており、長さはいずれも1分半程度。蓬莱さんが、得意のイラストを使って、「飲酒運転をナメたらアカン」「あおり運転は犯罪 110番通報と窓をあけない」などと啓発する。イラストは、クレヨンでそれぞれ1時間ほどかけて作った。

 ほかにも、「夕暮れ時や夜は明るい服装で」「二輪車をのるなら身体をしっかり守る格好」などと、交通ルールの順守を呼び掛けている。動画投稿サイト「ユーチューブ」で視聴できる。現在は4本あり、順次アップしていく。

 蓬莱さんはこのほど、県警を訪問し、矢野浩司交通部長から感謝状を受け取った。イラストについて「関西なのでちょっと笑いの要素を入れた」と説明。担当番組の天気予報コーナーで使うイラストを10年で2500枚ほど描いてきたことを紹介し、「今回の県警との取り組みで社会貢献ができてうれしい」と喜んだ。

 

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