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ボーガン販売店の店先に張られた新条例の啓発ポスター=神戸市内
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ボーガン販売店の店先に張られた新条例の啓発ポスター=神戸市内
市販されている主なボーガンと矢
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市販されている主なボーガンと矢

 兵庫県宝塚市や神戸市で今夏、ボーガン(洋弓銃)が凶器とされる事件が相次いだのを受けて制定された県のボーガン規制条例が、12月1日に全面施行される。新条例により、ボーガンを所有する全ての県民に県への届け出が義務付けられる。従わない場合は、5万円以下の過料が科される。ボーガン所有の届け出を義務化する条例は全国で初めて。(堀内達成)

 県内では6月、宝塚市の民家で家族ら4人がボーガンで撃たれて3人が死亡。殺人容疑で住人の男(23)が逮捕された。さらに7月には神戸市兵庫区で、女(33)が夫を撃ったとされる殺人未遂事件も起きた。

 新条例は、規制の対象を「弦を引く力が30ポンド(約13・6キロ)以上」と定め、ほとんどのボーガンが含まれる。12月1日以降に新たに取得する人は14日以内に、11月30日以前からの所有者は12月30日までに届けが必要。ボーガンを所有する県外からの転入者は30日以内に届けなければならない。

 届け出は、県のホームページに12月1日から掲載される用紙に住所や氏名などを記し、メールやファクス、郵送で提出。持参も可能で、電子申請での受け付けも予定する。

 新条例ではボーガンの販売業者に対しても、県の立ち入り調査を拒否した場合などに5万円以下の過料を科し、購入者にボーガンの危険性などを伝えることも義務付ける。18歳未満への販売や貸与は、県青少年愛護条例により禁じられている。県地域安全課によると、県内では11店舗がボーガンを取り扱っているという。

 同課は新条例のポスター4千枚とチラシ30万部を作り、周知を図る。インターネットで「ボーガン」などの言葉を検索すると、県のサイトが表示されるネット広告も用意した。

 県のポスターを掲示した神戸市内の販売店の男性店長は「届け出義務化でボーガンを買う人は減ると思う。商売的には悩ましいが仕方がない」と話していた。

 兵庫県地域安全課TEL078・362・3173

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