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 兵庫県は2日、姫路市から赤穂市の播磨灘西部沿岸で採取した養殖マガキから、規制値の1・25~5倍のまひ性貝毒を検出したと発表した。養殖業者に出荷の自粛を要請し、採取日の11月30日以降に出荷したカキの回収を指導。購入者には食べないよう呼び掛けている。出荷を再開するには3週続けて規制値を下回る必要があり、漁業者と緊急の対策を協議した。

 規制値を超えたのは姫路、たつの、相生、赤穂各市の4地点。姫路市の市川以西から赤穂市の岡山県境までを、出荷自粛の対象海域とした。この地域では6漁協の73業者がカキを養殖し、例年10月~翌年4月ごろに出荷する。最盛期入りする12月に貝毒の規制値を超えたのは初めて。

 貝毒は植物プランクトンの一種。二枚貝の体内にたまり、熱しても冷凍しても毒性は弱まらない。規制値を超えた貝を食べると、神経がまひし、重症時は死ぬこともある。県によると、今回検出された貝毒は養殖終盤の3~5月に発生するものとは別の種類のプランクトン。水温が下がるにつれて減少するという。

 国の規定に基づく貝毒発生後の検査は週1回。次回の9日から規制値を下回ったとしても、出荷再開は23日になる。県と漁協などは影響を最小限に抑えるため、一日も早い再開を目指す。4地点で毎日、カキを採取して冷凍保存。検査で下回れば、さかのぼって調べ、再開日を前倒しできるようにする。

 県内の2018年の養殖カキの水揚げ量は約8652トンで、広島、宮城、岡山県に次いで全国4位。播磨灘西部がほぼ全量を占めている。(山路 進)

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