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 兵庫県内の播磨灘西部の養殖マガキから貝毒が検出された問題で、県は9日、検査結果をまとめ、姫路市と赤穂市で依然規制値を超えたと明らかにした。たつの市、相生市では規制値を下回った。出荷再開には3週続けて規制値を下回る必要がある。このうち、たつの市ではこのまま規制値を超えなければ来週末にも出荷できる見通しとなった。

 カキの貝毒は今月2日、姫路、赤穂、たつの、相生の4市で確認され、県は4市にある養殖業者に出荷の自粛を要請した。

 今回の結果は、出荷再開に向けての第1週の検査。たつの市については、第2週、第3週も規制値を下回れば、出荷再開が可能となるといい、早ければ18日ごろになるという。相生市も今週内に追加で検査し、出荷時期を早めに見極める。

 一方、姫路市は基準値の1・75倍、赤穂市は同1・1倍の貝毒を検出。出荷再開には今後さらに、3週続けて規制値を下回る必要があるという。ただし、県などは冬の需要期に当たることから、検査回数を増やし、できる限り早期の出荷再開を目指す。(山路 進)

 

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