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神戸大病院
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 新型コロナウイルスの「第3波」で、神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)など兵庫県内の基幹病院において重症用病床が逼迫していることを受け、神戸大病院(同)がコロナ重症患者の受け入れを決めた。これまでは、神戸市内の病院間で決めた役割分担に基づき、高度医療が必要なコロナ以外の患者対応を主に担っていた。

 平田健一院長によると、重症者用に用意できるのは最大5、6床。夏から中等症以下の患者を一部受け入れているが、重症対応には何倍も職員と設備が必要となるため、一部の集中治療室を閉じて態勢を整える。

 神戸市保健所によると、コロナ患者が県内で確認された後、感染症指定医療機関である中央市民病院がコロナを受け入れ、神戸大病院はコロナ以外の高度医療を必要とする患者を受け入れることが市内の病院間で確認されていた。そのため同病院は、春の「第1波」で軽症・中等症患者に限って緊急的に受け入れたことはあるが、原則的にコロナ以外を担当してきた。

 院内感染が発生するなど、他病院がコロナ対応に多大な資源を割かれる一方、神戸大病院にコロナ以外の重症患者が多く搬送されるようになった。集中治療室が満床になったり、コロナ以外で人工心肺装置「ECMO(エクモ)」が同時に5台まわったりしたという。その後「第2波」の8月になって、中等症以下の患者を継続的に受け入れる態勢に移行したが、重症用病床は作ってこなかった。

 このほど県内全域で病床が逼迫し、神戸市や県の要請を受け、重症対応に移行すると決めた。平田院長は「一般診療に影響が出るのは避けられないが、病床逼迫を受け、大学病院としての責任を果たさなければならない」と話している。(霍見真一郎)

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