兵庫県内の播磨灘西部の養殖マガキから貝毒が検出された問題で、県は11日までに、今月9日の検査結果(7日採取分)で規制値を下回った相生市のカキについて、2日以降の採取分も全て規制値以下だったことを確認したと明らかにした。このまま規制値を超えなければ、来週中に出荷できる見通し。
11月30日採取のカキで貝毒を確認後、県は業者に出荷自粛を要請している。再開には3週続けて規制値を下回る必要がある。たつの市は、すでに来週出荷の可能性が出ている。
一方、姫路市と赤穂市は9日の検査で規制値を超えており、1週間後の検査結果を待って対応する。(山路 進)
