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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県西宮市保健所は18日、西宮市内の高齢者向け住宅に勤務する30~40代の職員8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症という。今後、感染者を除く全ての入居者と職員計108人にPCR検査を実施する。

 同市保健所によると、職員8人のうち、市外に住む30代男性が15日に発熱の症状があり、PCR検査を受けると16日に陽性が判明した。同施設が男性職員と接触があった他の職員にもPCR検査を受けるよう指示したところ、18日までに7人の陽性が判明したという。

 同施設によると、現時点で体調不良を訴える入所者は出ていない。いずれも個室で暮らしているため、入居者同士で接触する機会は少ないという。陽性の職員と接触が多い職員は自宅待機とした。

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