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焼き上げられていく「にらみ鯛」。香ばしいにおいが店中に満ちた=27日午前、明石市本町1
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焼き上げられていく「にらみ鯛」。香ばしいにおいが店中に満ちた=27日午前、明石市本町1

 迎春準備に追い込みがかかる中、兵庫県明石市の魚の棚商店街などで縁起物の「にらみ鯛」づくりが本格化している。同商店街近くの「魚秀」でも27日早朝から作業が始まり、大みそかまで4千~5千匹を焼き上げる。

 にらみ鯛は正月に飾られる尾頭付きのタイ。三が日は箸を付けずに眺める風習がある。同店では明石産の天然物や養殖の瀬戸内産を使い、串を打って化粧塩をした後、形を整えながら40分ほどかけて香ばしく焼き上げる。

 同店の三好規之社長(63)は「タイで正月にめでたさを添えられればうれしい。コロナ禍が収まり、笑顔が戻る新年になるよう願っている」と話す。価格は大きさ1キロほどで約4千円、2・5キロほどで約1万円。販売は午前5時からで、30日は夕方ごろまで、31日は昼ごろに売り切れる見通しという。(秋山亮太)

 

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