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「1・17希望の灯り」をろうそくにともす中学生ら=9日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・大森 武)
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「1・17希望の灯り」をろうそくにともす中学生ら=9日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・大森 武)

 阪神・淡路大震災の発生から26年を前に、神戸・三宮の東遊園地で9日、ガス灯「1・17希望の灯り」の分灯が始まった。兵庫県内外の追悼行事でともされ、震災の経験と教訓の継承に役立てられる。

 希望の灯りは震災5年の2000年1月17日、県内の被災地や全国から寄せられた火を集めて点灯した。01年から分灯を開始。例年約50団体から申し込みがあるが、今年は新型コロナウイルスの影響で約30団体にとどまっている。

 この日は約15団体が訪れ、ろうそくで火をランタンに移した。15日に震災学習の発表会に臨む神戸市立太山寺中2年の生徒(14)は、犠牲者の銘板が並ぶ「慰霊と復興のモニュメント」を初めて訪問。「多くの人が亡くなった現実が胸に迫った。ここで感じたことを伝えたい」

 NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」の藤本真一代表理事(36)は「いつ起きるか分からない災害に備えるため、震災を語り合ってほしい」と話した。分灯は17日までに4回行われる。(金 旻革)

 

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