兵庫県が9日発表した新型コロナウイルス感染者に、加古川健康福祉事務所管内(加古川、高砂市、稲美、播磨町)在住の28人が含まれた。クラスター(感染者集団)が発生している東加古川病院(加古川市平岡町新在家)では、40~60代の女性患者3人が陽性と判明し、計154人に。フェニックス加古川記念病院(同市米田町平津)では、60代女性職員の感染が新たに分かり、計19人となった。
他の24人のうち、加古川市の60代男性が重症で、それ以外は軽症か無症状。県発表の東播2市2町在住者は計831人となった。
また、県立加古川医療センター(同市神野町神野)は、50代男性医師=市外在住=が感染したと発表。加古川中央市民病院(同市加古川町本町)も、20代女性看護師=市外在住=の感染を発表した。いずれも現時点では院内感染の可能性はないと判断し、入院・外来診療などを通常通り行う。(石崎勝伸)
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