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岩田健太郎氏
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岩田健太郎氏

 新型コロナウイルス感染が拡大する中、神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授(感染症治療学)が10日朝、自身のブログで「成人式には行かないで」とする記事を投稿した。帰省した若者から両親や祖父母らにうつすリスクがあることを警告。「一生一度の大事な成人式」とした上で、もし感染を広げれば「何十年たっても、苦い思いで振り返らねばならなくなる」と、自粛を訴えている。

 ブログでは、東京や大阪などで進学、就職した学生が、地方に帰省して感染を広げる可能性を挙げる。すでに兵庫県内でも、年末年始に帰省した若者から、家族や親戚にうつった事例が複数あるという。

 若者は感染しても無症状や軽症の場合が多い一方で「皆さんのご両親や、祖父母の方々は違います」と注意喚起。「もし『あなたが』持ち込んだウイルスのために病気になってしまったら。それが理由で長くて苦しい重症治療を受け、場合によっては死んでしまったら」と想像を呼び掛ける。

 成人式がその契機になるとして「そんな体験をしたら悔やんでも悔やみきれないことでしょう」。式後に旧友とともに飲酒し、大声でしゃべったり羽目を外したりするリスクも挙げる。

 サッカーファンで知られる岩田教授は、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタが瞬時にプレーの判断を切り替えられることを例に出し、式の出欠席について「今からでも十分に間に合います。危機的な状況下では、瞬時の判断変更、方針転換は大事」とした。

 さらに「感染症が下火になり、比較的安全な状態を待ってからだってできる」と式の延期を提案。「何十年たっても楽しく振り返る式になることを心の底から願っています」としている。

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