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紙や竹の灯籠の光で浮かび上がった「がんばろう」「1.17」のメッセージ=17日午前5時42分、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・辰巳直之)
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紙や竹の灯籠の光で浮かび上がった「がんばろう」「1.17」のメッセージ=17日午前5時42分、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・辰巳直之)
地震発生時刻に合わせて祈りを捧げる人たち=17日午前5時46分、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・秋山亮太)
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地震発生時刻に合わせて祈りを捧げる人たち=17日午前5時46分、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・秋山亮太)

 1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災から、17日で丸26年を迎えた。発生時刻の午前5時46分に合わせ、神戸市中央区の東遊園地など各地で追悼行事があった。新型コロナウイルス禍の中でも「この日だけは」と多くの人が手を合わせ、震災で亡くした家族や友人らを思い起こした。

 前日から紙製の灯籠でかたどられた「がんばろう」の文字が点灯され、分散来場が呼び掛けられた東遊園地。その中に、震災で母親の藤井あい子さん=当時(83)=を亡くした神戸市東灘区の寺内和子さん(72)の姿があった。

 あい子さんは全壊した自宅の下敷きになった。震災の日が近づくと当時がよみがえる。自身もけがをしながら実家に駆け付けたこと、がれきから出てきた足が温かかったこと、掘り出されたあい子さんは「あ、あ」と懸命に何かを伝えようとしたこと、自らくぎを打ち棺おけを作ったこと…。

 和子さんは「お母さんの代わりに誰かのためになれば、自分が救われるかもしれない」と介護ヘルパーの仕事を続けている。新型コロナの影響で離職者が増え、夜から翌朝までの勤務にも入るようになったが、「この仕事は辞めたくない」。

 午前5時46分。暗闇に灯籠の灯が揺れる東遊園地では、あい子さんのお骨を抱いたときのような温かさを感じる。震災から何年たとうが思いは変わらない。「今年も来たよ」「生んでくれてありがとう」「あんなに近くにいたのに助けられなくてごめんね」

■阪神淡路大震災

【特集ページ】阪神・淡路大震災

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