海上安全の神などをまつる神戸市兵庫区和田宮通3の和田神社は、新型コロナウイルスの感染対策として“おみくじトンネル”を設置している。
参拝客がおみくじを結ぶ「おみくじ掛け」で混雑しないよう、昨年末全長約3メートル、高さ約2メートルのトンネル型の骨組みを新設した。現在アーチ部に加え、側面にも計3千枚超のおみくじが結びつけられている。
スペースが増えたので、何度も取り外す必要もなくなった。同神社の奥田雅人宮司(56)は「結果的に皆さまの思いが一カ所に集まり、大きなチカラになるような気もする」と話す。おみくじは立春(今年は2月3日)までに取り外す。(辰巳直之)
