2020年の優秀棋士を決める囲碁の第48回「関西棋院賞」選考委員会が29日、大阪市の関西棋院で開かれ、最優秀棋士賞に余正麒八段(25)=神戸市中央区=を選んだ。
3年ぶり4度目の受賞。関西棋院歴代2位の22連勝達成や「関西棋院第一位決定戦」4連覇、名人戦リーグ入りなどの活躍が評価された。
その他の受賞者は次の通り。
利仙賞(敢闘賞)佐田篤史七段▽道玄賞(殊勲賞)瀬戸大樹八段▽新人賞 大川拓也二段▽連勝賞 余八段▽山野賞 飛田早紀二段▽永井賞 西健伸五段=兵庫県猪名川町▽吉田賞 余八段▽谷口賞 阿部良希三段=神戸市垂水区