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緊急事態宣言の解除要請について見解を示す井戸敏三知事=15日午後、兵庫県庁
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緊急事態宣言の解除要請について見解を示す井戸敏三知事=15日午後、兵庫県庁

 兵庫県の井戸敏三知事は15日の定例会見で、緊急事態宣言の解除要請について「(兵庫の基準が)達成する見込みになれば、京都、大阪と一緒に行動することもあり得る」と述べた。基準達成前でも収束傾向と判断すれば、3府県で足並みをそろえ政府に解除を要請する可能性を示した。

 県が宣言解除を求める基準は、「1日平均の感染者数78人以下」と「重症病床の使用率50%未満」の両方を1週間連続で満たすことが条件。1日平均感染者数は6日連続で満たしているが、重症病床使用率は58・6%と未達成で、条件のクリアは早くても来週以降になる見通しだ。

 井戸知事は「重症者は療養が長引く傾向で病床使用率が下がりきらない。しばらく様子を見る必要がある」と現状を分析。一方で、「急速に重症者が減り、週明けにも(基準達成の)見通しが立つ可能性がある」との見方も示し、「基準を機械的に判断するのではなく、同じ交流圏で相談したい」と達成前の解除要請に含みを持たせた。

 一方、大阪府の吉村洋文知事は15日、対策本部会議を19日に開き、解除要請を再度協議する方針を明らかにし、兵庫県と同様、3府県共同で解除を求める考えを述べた。(藤井伸哉)

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