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会見する宝塚市教育委員会の森恵実子教育長(右から2人目)=15日午後、宝塚市役所(撮影・風斗雅博)
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会見する宝塚市教育委員会の森恵実子教育長(右から2人目)=15日午後、宝塚市役所(撮影・風斗雅博)

 兵庫県宝塚市立長尾中学校柔道部の傷害事件で、元顧問(50)=懲戒免職=に15日、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が下された。同市教育委員会は同日会見し、森恵実子教育長は「体罰が法に裁かれるという重大さを厳粛に受け止めている」とあらためて謝罪し、教員処分歴の把握や厳罰化などの再発防止策を進めていると説明した。

 事件を巡って、元教諭は生徒に暴力を振るった直後に「厳しい指導だった」と話し、学校や市教委の事実確認も遅れた。その後、元教諭に体罰で過去3度の処分歴があったことなどが判明した。

 市教委は事件後、体罰の根絶に向けた各種通知やガイドラインの徹底を現場に要請。その上で、教員の処分歴は「必ず引き継ぐように取り扱う」とし、懲戒処分でない処分も含めた情報が異動先の管理職に行き渡る方法を検討している。

 また、体罰をして懲戒処分を受けた教員については、部活以外での体罰であっても部の指導から外す方向で調整を進めている。

 市教委が昨年11月に中学校の生徒らを対象に実施した部活動アンケートでは、多数の生徒が「部活が楽しい」とする一方で「顧問の暴言が気になる」などの声があった。また、別の体罰アンケートでも、小中学校や特別支援学校で「体罰を受けた」とした回答が計20件あった。

 森教育長は今後も年に1度は同様のアンケートを継続する意向を示し、「体罰根絶に向けて指導を徹底する。信頼回復のために全力を挙げる」と誓った。

 長尾中柔道部では事件以降、他の運動部の教員2人が顧問となり、外部指導員も交えて運営にあたっているという。(大盛周平)

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