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母校で受賞作のアルバムを手に喜びを語る小川慶太さん=2017年3月、神戸市灘区篠原南町5、甲陽音楽学院
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母校で受賞作のアルバムを手に喜びを語る小川慶太さん=2017年3月、神戸市灘区篠原南町5、甲陽音楽学院
ドラマー、パーカッショニストの小川慶太さん(本人提供、共同)
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ドラマー、パーカッショニストの小川慶太さん(本人提供、共同)

 14日に発表された第63回グラミー賞の最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞に、神戸市内の音楽専門学校で学んだドラマーでパーカッショニストの小川慶太さん(38)の参加するバンド「スナーキー・パピー」の「ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」が選ばれた。

 小川さんは長崎県佐世保市出身。中学時代からドラムを始めた。高校卒業後、憧れの米・バークリー音楽大と提携する神戸市灘区の甲陽音楽学院(現神戸・甲陽音楽&ダンス専門学校、同市中央区)へ入学。東京での音楽活動を経て2005年に渡米し、バークリー音大で学んだ。

 ジャズやファンクなどを融合した「スナーキー・パピー」には10年ごろから参加。17年のグラミー賞でもアルバム「クルチャ・ヴルチャ」で同賞を受賞した。

 神戸時代を知る同専門学校の尾堂吉彦事務局長は「非常に明るい性格だったが、目立っていた印象はない。アメリカに渡って、相当努力を重ねたのだろう」と受賞をたたえた。

 小川さんは「素晴らしいチームと一緒に作品をつくり、賞を取れたことはとても光栄で幸せ。新型コロナウイルスで大変な一年だったが、これを励みに突き進んでいきたい」と語った。

 

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