兵庫県は16日、新たに78人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が70人を上回るのは2月17日以来、27日ぶり。
兵庫県は16日、新たに78人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。緊急事態宣言中だった2月17日以来、27日ぶりの70人台だった。直近1週間の新規感染者は1日平均50・0人で、10日時点(29・0人)の約1・7倍になった。
新規感染者は発表自治体別で、神戸市=23人▽姫路市=4人▽尼崎市=8人▽西宮市=6人▽明石市=3人▽県所管分=34人。
既に確認されているクラスター(感染者集団)では、伊丹健康福祉事務所管内の通所系福祉施設で新たに患者14人と職員2人の感染が判明し、計23人になった。川西市の協立病院は患者1人の陽性が確認され、病棟内で計11人になった。
芦屋市立図書館では14日に確認された職員1人の感染に加え、新たに職員2人の陽性が判明。本館と分室を臨時休館し、同じ執務室に勤務する職員16人にPCR検査を実施する。姫路市の感染者のうち1人は英国型の変異株だった。
また県は、14日に公表した県所管の陽性者1人を取り下げた。県内の累計患者は1万8585人。死者は確認されず、累計566人で変わらない。重症病床の使用率は37%となった。(まとめ・小谷千穂)
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