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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 離婚や虐待、貧困、病気などで保護者の養育が難しい子どもを親の代わりに育てる「里親制度」を普及させるため、兵庫県は2021年度、啓発動画コンテストを企画するほか、体験談を紹介するガイド動画を作成し、認知度向上を図る。(佐藤健介)

 厚生労働省によると、親元を離れて乳児院や児童養護施設などで暮らす子どものうち、里親やファミリーホームに預けられている割合「委託率」は18年度末現在、全国平均が20・5%、兵庫県が19・2%、神戸市が12・4%と低迷する。

 委託率アップに向け、県は「里親制度について知るきっかけ」をテーマとした動画コンテストを21年度中に催し、60秒以内の作品を公募する。体験を語る、制度を絵図で解説する-など形式は自由。優秀作は県のホームページなどで掲載される。

 また、ガイド動画は、養育里親や特別養子縁組、季節・週末里親などの内容を詳しく紹介するほか、育てた人や育てられた人らのインタビューも盛り込む。大学や高校の授業、産婦人科スタッフの研修にも用いられる予定だ。

 県児童課は「新型コロナウイルス禍で制度への関心は高まっていると感じる。里親開拓へ“攻めるリクルート”を行いたい」としている。

 虐待や経済苦などの理由で家族と生活できない子どもを家庭的な環境で育てる里親。そのなり手を増やそうと、兵庫県は2021年度から、委託前の子どもとの面会や交流時の費用などを助成する方針を決めた。21年度当初予算案に約420万円を計上した。

 里親候補者は子どもと顔合わせを繰り返しながら互いの相性を確かめるが、実際に預かることが決定するまでに数カ月を要するケースもあるという。

 この間の費用負担を減らすため、未委託里親に対するトレーニング研修受講時の交通費に里親候補者1人当たり日額3490円、面会や里親宅での外泊など交流にかかる生活費と交通費として子ども1人につき日額5200円を、それぞれ助成する。

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