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児童や住民らが思いを寄せる「彩花桜」=神戸市須磨区竜が台6、竜が台小学校
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児童や住民らが思いを寄せる「彩花桜」=神戸市須磨区竜が台6、竜が台小学校
山下彩花ちゃん
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山下彩花ちゃん
児童や住民らが思いを寄せる「彩花桜」=神戸市須磨区竜が台6、竜が台小学校
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児童や住民らが思いを寄せる「彩花桜」=神戸市須磨区竜が台6、竜が台小学校
色とりどりの花で彩られた通学路=神戸市須磨区竜が台6
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色とりどりの花で彩られた通学路=神戸市須磨区竜が台6
児童や住民らが思いを寄せる「彩花桜」=神戸市須磨区竜が台6、竜が台小学校
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児童や住民らが思いを寄せる「彩花桜」=神戸市須磨区竜が台6、竜が台小学校

 神戸市須磨区の竜が台小学校で、今年も1本の桜が満開の花を咲かせた。1997年に同区で起きた連続児童殺傷事件で亡くなった山下彩花ちゃん=当時(10)=をしのんで母校に植えられた通称「彩花桜」だ。事件から今年で24年。彩花ちゃんの命日の23日を前に開花し、児童や住民に命の尊さを伝えている。

 彩花桜は2003年、同級生の保護者らが提案し、同校の正門そばに植えられた。19年に新しくなったアルミ製プレートには、「ずっとそばにいるよ 姿は見えなくても… 彩花」との一文が記される。彩花ちゃんの母で、17年に61歳で死去した京子さんが思いを込めた言葉で、彩花ちゃんが生前に描いたスニーカーの絵も添えられる。

 同校の教育目標は「命を大切にし-」と始まる。「事件は決して忘れてはいけない。『一つしかない命を大切にしよう』というメッセージは、卒業生に贈る言葉として欠かせない」とは木村正校長。新型コロナウイルス感染症の拡大によって人と人のつながりが希薄になる中、「伝える意義が高まっていると思う」と語る。

 命日の前後には、毎年住民らでつくる「竜が台ふれあいのまちづくり協議会」のメンバーが「花いっぱい週間」として通学路を花で彩る。事件の翌年から始まり、子どもの安全に対する願いや決意を引き継ぐ。コロナのため規模を縮小したが、今春も継続した。

 チューリップやダリアといった色とりどりの花を前に、同協議会委員長の合田晴雄さん(72)は「行事を固定しているのは、事件を二度と起こさないという決意があるから。桜と花を見て、その思いが強まる」と話す。(大橋凜太郎)

【神戸・連続児童殺傷事件】 神戸市須磨区で1997年2~5月に小学生5人が襲われ、小学4年の山下彩花ちゃん=当時(10)=と小学6年の土師淳君=同(11)=が死亡した。兵庫県警は同年6月、殺人などの容疑で中学3年の少年=同(14)=を逮捕。少年は関東医療少年院に収容され、2005年に退院した。

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