兵庫県警は全49署体制から46署にする再編に合わせ、このほど、計144人から成る第1、第2機動パトロール隊を発足させた。
県警は22日に但馬、西播地方の6署を3署に統合する再編を実施。警察署を廃止する地域から、治安に対する不安の声が上がっていたことから、機動パトロール隊を2隊に分け、担当エリアごとに事件事故や災害時などの初動対応に当たる。
隊員総数も20人増やし、第1隊(90人)が神戸・阪神・淡路方面担当、第2隊(54人)が東播・西播・但馬地域を担当する。
隊の発足式では、県警の吉岡健一郎本部長が隊員を前に、「地域でパトカーや制服姿を見せることで、住民の安心感を醸成してほしい」と呼びかけた。(前川茂之)











