任期満了に伴う兵庫県豊岡市長選に、同市議会前議長の関貫久仁郎氏(64)が1日、無所属で立候補することを正式に表明した。
関貫氏は豊岡市日高町出身。立命館大理工学部を卒業後、市内でIT企業を設立し、2009年11月に市議に初当選。3期目の18年11月から2年間、議長を務めるなどし、今年3月31日に議員を辞職した。
会見では、現市政が進めている演劇のまちづくりについて「人口減少対策としてはフィットしていない」と批判。その上で「主人公は市民。わかる、実感のある、やさしい市政を目指す」と話した。
同市長選は4月18日告示、同25日投開票。現職4期目の中貝宗治氏(66)が立候補することを明らかにしている。(石川 翠)