観覧車から見下ろす満開の桜は、まるで雲のよう。開園70周年を迎えた神戸市立王子動物園(神戸市灘区王子町3)では、パンダやゾウの乗り物に乗った子どもたちが、花の下を気持ちよさそうに通り抜けている。
園内を見渡せる観覧車からは、旧ハンター住宅やパンダ舎などを彩るソメイヨシノ約480本を上空から楽しめる。訪れた家族連れや学生らは木々の下で弁当を広げたり、写真を撮ったりして春休みを満喫している。
同園によると、桜の見ごろは4月上旬ごろまで。担当者は「感染対策をして楽しんでほしい」としている。水曜は休み。神戸市立王子動物園TEL078・861・5624
(坂井萌香)









