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児童相談所の一時保護の在り方をめぐり「ルールが厳しく、虐待に遭っているようだった」と会見で語った神戸市こども家庭センター(同市中央区)に保護された経験のある女子中学生=神戸市役所
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児童相談所の一時保護の在り方をめぐり「ルールが厳しく、虐待に遭っているようだった」と会見で語った神戸市こども家庭センター(同市中央区)に保護された経験のある女子中学生=神戸市役所

 神戸市こども家庭センター(同市中央区)に一時保護された経験のある女子中学生が6日、神戸市役所で会見に臨み、「異常」と映った規則や暮らしぶりを語った。「なぜダメなのか聞きたかったけど、罰が怖くて聞けなかった」。保護施設への疑問を中学生が自らの言葉で伝える異例の会見となった。

 昨年、女子生徒は同センターで一時保護。初日は個室に通され「異性と話してはいけない」「トイレの際は職員に声を掛け、1人ずつ行く」などの数々の規則を職員から伝えられた。

 職員が読み上げる内容に「はい」と答えなければ他の生徒らと合流できないと言われたという。入浴は20分まで、活動する時は髪の毛を束ねるなどの規則を振り返り、「ルールが厳しく、叱られることもあった」と話した。

 また、規則を破ると「1人で過ごす」「個室行き」の2種類の「罰」があった。「1人で過ごす」ことが課された子どもには声を掛けることも許されなかったという。個室は子どもたちの間で「説教部屋」と呼ばれ、中には数週間入ったままというケースもあったと証言。規則の必要性は教えられなかったという。

 これに対し、同センターは「一時保護所にはさまざまな背景を抱えた子が来る。一定の規則は子どもを守るために必要」と説明している。

 本紙が2日付朝刊で、この女子生徒の経験と思いを報じたところ、一時保護された当事者や保護者から同趣旨の声が寄せられた。

 5年前の高校生の時、小学生の弟と一緒に兵庫県内の一時保護施設に入ったという女性は「『異性』という理由で、不安がっている弟とも会話ができなかった。話したら机をたたかれた」と話す。

 また、昨年小学生の息子が別の一時保護施設に入ったという父親は「子どもからけんかが原因で、鍵がかかった部屋に3日入れられたと聞いた。親が同じことをすれば虐待だ」と憤っていた。(名倉あかり)

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