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兵庫県知事選に立候補する斎藤元彦氏への推薦決定について説明する日本維新の会の県組織のメンバー=6日午後5時15分、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・秋山亮太)
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兵庫県知事選に立候補する斎藤元彦氏への推薦決定について説明する日本維新の会の県組織のメンバー=6日午後5時15分、神戸市中央区、兵庫県庁(撮影・秋山亮太)
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 兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)で、日本維新の会は6日、総務省出身で前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)の推薦を決めたと発表した。県議会の旧民主党系会派も斎藤氏支援の方向性を決定。一部議員が擁立を検討した明石市の泉房穂市長(57)が立候補を否定したこともあり、県政の主導権を握りたいとの思惑から、情勢が一気に傾きつつある。

 日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は同日、党として斎藤氏の推薦を発表。同知事選に初めて参戦することが確実となった。

 兵庫維新代表の室井邦彦参院議員(73)は、斎藤氏について「大阪府の職員として3年間、維新の政策を勉強してきた。新たな政治手法で兵庫を変えるパワーがある」と評価した。

 維新は3月28日に斎藤氏に立候補を要請。その翌日には党代表の松井一郎大阪市長(57)が推薦を出す方針を明らかにした。既に斎藤氏と政策協定を締結。維新が掲げる「身を切る改革」や行財政改革に努めることに合意したという。

 斎藤氏は「兵庫をよくする政策を進めるためには財源が必要で、行財政改革が欠かせないと考えた。政策の方向性が一致した」と述べた。

 知事選では、県議会最大会派・自民党が退任する井戸敏三知事(75)の後継として前副知事の金沢和夫氏(64)を支援する一方、反発した自民県議11人が斎藤氏を擁立。同党県連は7日に支援する候補を投票で一本化する方針。

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 一方、立憲民主党や国民民主党に所属する元国会議員らが擁立を目指していた泉房穂明石市長は6日、会見を開き、立候補しない意向を表明した。「私は市民のために頑張る。(立候補)要請を受けるつもりはない」と述べた。

 泉氏によると、擁立の報道を受け、市長を辞めるべきではないとの声が多く寄せられたという。擁立を検討していた立民県連副代表の井坂信彦元衆院議員(47)は「立候補の確信があっただけに残念」とした。

 こうした動きも受けて、立民、国民両党などの議員が所属する県議会の旧民主党系会派「ひょうご県民連合」(14人)は同日、斎藤氏を支援する方向で調整していくことを決めた。

 所属議員6人でつくる「知事擁立検討委員会」の第4回会合を開催。全議員による議員団総会でも「県政刷新や発信力に期待」として方向性に了承を得た。

 ただ、同会派は両党に加え、無所属議員も所属する寄り合い所帯で、最終的に支援候補の一本化は難しいとみられる。議員団長の石井秀武県議(54)は「(立場の違いで)必ずしも全議員が斎藤氏を支援しなくてもいい」と言葉を濁す。

 あえて方向性の決定を急いだ理由については、自民党県議団の分裂や維新の動きなど目まぐるしく変わる情勢があったとし、「会派の方針を決めないと、関係各党や支援団体が判断できない」と焦りを見せた。

 実際、立民、国民両党を支援する連合兵庫は既に、金沢氏への推薦を決めて連合本部に上申した。

 立民県連内では、ベテラン議員らが金沢氏を推す一方、県連幹部は斎藤氏について「まだ判断材料がない」と白紙の状態。国民県連は10日に対応を協議する予定だったが、泉氏の擁立を検討していた県連代表の向山好一県議(63)は「有力な選択肢がなくなった。しばらく結論は出ないのではないか」と話した。(三島大一郎、大島光貴、藤井伸哉、長谷部崇)

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