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兵庫県知事選で自民党県連としての推薦候補の決め方に不満を募らせ、会見を開いて怒りをあらわにする同党県議団のメンバーら=9日午後4時59分、兵庫県庁(撮影・小林良多)
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兵庫県知事選で自民党県連としての推薦候補の決め方に不満を募らせ、会見を開いて怒りをあらわにする同党県議団のメンバーら=9日午後4時59分、兵庫県庁(撮影・小林良多)

 兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)の推薦候補を巡り、自民党県連が混迷の度合いを深めている。所属の地方議員でいったん、前副知事の金沢和夫氏(64)を選んだが、地元国会議員らの主導で一夜にして前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)に一本化。金沢氏を支援する同党県議団は強引な決め方に怒りをあらわにし、県連内に亀裂を生む結果となった。

 事態が一転したのは8日夜。県連の選挙対策委員会は推薦候補に金沢氏を選んだが、国会議員団と意見が割れる結果となり、県連会長の谷公一衆院議員(69)=兵庫5区=が事態の収拾に動いた。

 関係者によると、谷氏が県連幹事長、総務会長、選対委員長にそれぞれ電話で聞き取り、3対1で斎藤氏に一本化を決めたという。

 谷氏は党本部に推薦を上申後、選対に国会議員が含まれない現状に不満を示し、「選対の結果は重いが、今後の県政を担えるのかという点で判断した。満場一致ではないので、承服できないという声もあった」と苦渋の選択をにじませた。

 金沢氏推薦を覆された自民党県議団(32人)は猛反発。9日午後に総会を行い、今後の方針を協議した後、メンバーが会見を開いた。

 議員団幹事長の藤本百男県議(67)は「十分な根拠や説明もなく、民主的に決まった選対方針と違う決定をした谷会長の行為を認めることはできない」と声を震わせた。「私たちの意思は変わらない」と述べ、金沢氏の支援を続けるとした。金沢氏も取材に応じ、立候補に向けて活動を続ける姿勢を示した。

 一方、自民推薦が内定した斎藤氏は「結果を謙虚に受け止め、関係者に感謝の気持ちだ」と冷静に語った。日本維新の会と自民の双方から推薦を得られる見込みとなったことを受け、「政党への推薦の要請に区切りを付け、県民一人一人と向き合いたい」と述べ、両党以外に申請するつもりはないとした。

(大島光貴、永見将人、藤井伸哉、長谷部崇)

【記事特集】2021兵庫県知事選

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