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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)の支援候補を巡り、政党の構図が次第に鮮明となる中、公明党は静観を続けている。連立政権を組む自民党と、大阪でも立ち位置が近い日本維新の会が共に同じ候補予定者を推薦。すんなりと旗色が決まると思いきや、県議会で同じ県政与党の自民県議団の分裂もあり、情勢をさらに見極める構えだ。(藤井伸哉)

 「現時点では何も決まっていない」。公明党県本部代表代行で県議団長の松田一成県議(68)はこう強調した。

 維新は今回、代表の松井一郎大阪市長(57)主導で、早々と前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)の推薦を決定。自民は内部分裂を抱えながらも党本部による斎藤氏の推薦内定までこぎ着けた。旧民主党系の県議団「ひょうご県民連合」も、斎藤氏支援の方向で調整していくことを表明した。

 こうした状況に、公明の支持母体・創価学会の関係者は、今年の衆院選や来夏の参院選を見据え、「必勝が求められ、自民との共闘が不可欠。自民が決めた斎藤氏を支援すべき」と話す。大阪で「都構想」に協力した経緯もあり、自民と維新が共に推薦するなら、何も問題ないとの声もある。

 一方で、県内では参院選兵庫選挙区などで議席を取り合ったこともあり、相乗りに抵抗感がある支援者も多いという。公明県議は「兵庫と大阪は全く違う。維新の支援候補には乗れない」と断言する。

 公明は県議会で、自民、旧民主系会派と長年、県政与党として井戸敏三知事(75)を支えてきた。今回の保守分裂では、井戸県政の継承を求めて前副知事の金沢和夫氏(64)を支援する自民県議団(32人)が推薦はかなわなかったが、引き続き金沢氏を支援する姿勢を示している。

 こうした自民県議の中には地方選挙などで協力してきた議員もおり、複雑な関係性が混迷の度合いを深めている。ただ、別の関係者はこう本音を漏らした。「県政与党から外れては意味がない。勝ち馬に乗ることが大事だ」

 共産党は市民団体と候補者を模索している。

【記事特集】2021兵庫県知事選

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