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新型コロナ対策で、会食時のうちわ使用を呼び掛ける兵庫県の井戸敏三知事=9日午後、神戸市中央区、県庁
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新型コロナ対策で、会食時のうちわ使用を呼び掛ける兵庫県の井戸敏三知事=9日午後、神戸市中央区、県庁

 兵庫県が新型コロナウイルス対策として「扇子・うちわ会食」を提唱し、会食時に口元をふさいでもらうため飲食店にうちわを配るとしていることについて、神戸市は13日、同市内の飲食店にはうちわを配布しないよう県に申し入れた。市健康局は「飛沫感染を防ぐ効果があるのか検証が不十分」「うちわを使えば安全というメッセージを与えかねない」とする。県のサイトにも、同日夕までに批判的な意見が128件寄せられた。

 県は来週以降、まん延防止等重点措置の対象である4市(神戸、尼崎、西宮、芦屋)の飲食店1万6千店にうちわを20本ずつ、計約32万本配る計画で、予算は約700万円を見込む。

 井戸敏三知事が9日に計画を発表後、県サイトに批判が相次ぎ、ツイッターなどでも「客の間で使い回される」「あおいで飛沫を拡散する」との指摘が並ぶ。神戸市は、「かえって感染の危険を高める可能性がある」とし、食事中に会話する際は1メートル以上の距離を取る▽斜めに座る。横に並ぶ場合は一つ席を空ける▽大声を出さない-などの対策を呼び掛ける。

 市の申し入れについて、県の担当者は「週内に対応を決めたい」と述べるにとどめた。井戸知事は12日の会見では「うちわが飛沫防止に使えるのでは、という提案」と説明。「一種の見本」とし、配布後に飲食店が自ら作った場合は補助金で支援するとしていた。

 感染症に詳しい関西福祉大学(赤穂市)の勝田吉彰教授は「効果はあるのかもしれないが、お酒が入るにつれ使わなくなる懸念がある」「持つ角度により飛沫が上にいく恐れがある」としている。(三島大一郎、大島光貴、井川朋宏)

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