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会見で兵庫県知事選への立候補を表明し、意気込みを語る金田峰生氏=15日午後4時10分、神戸市兵庫区(撮影・中西幸大)
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会見で兵庫県知事選への立候補を表明し、意気込みを語る金田峰生氏=15日午後4時10分、神戸市兵庫区(撮影・中西幸大)

 兵庫県知事選(7月18日投開票)に15日、共産党の推薦を受けて立候補すると表明した金田峰生氏(55)。会見では「多様で豊かな県の力を引き出せていない」と県政を批判した。また、知事選に名乗りを上げている前副知事の金沢和夫氏(64)、前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)の自民推薦を巡る経緯を念頭に、「政府と二人三脚で地方破壊、住民負担を強いる冷たい県政を続けるのか。優しく、温かい政治に転換すべき」と訴えた。(初鹿野俊・大島光貴)

 金田氏は1995年以降、共産党の公認候補として国政、地方選挙に繰り返し立ち、99年から県議を1期務めた。県知事選は2005年以来2回目の挑戦となる。

 会見では、井戸敏三知事による20年間の県政が「地域医療を脆弱(ぜいじゃく)にした」と強調。新型コロナウイルス対応でもPCR検査が不十分で感染拡大を招いたと主張した。

 また、金沢、斎藤両氏については「政策を見れば、今の県政を引き継ぐ形だ」と指摘。両氏が自民推薦を求めた経緯に触れ、「知事選は勢力争い、政党間の戦いではない。県民の願いをどう実現するかという政策、政治路線の選択」と非難した。

 重視する公約には、PCR検査拡充のほか、子どもや高齢者の医療費無料化▽中小事業者、地場産業への支援▽高校までの35人学級化▽高校、大学の授業料負担軽減-などを列挙。播磨臨海地域道路など「予定されている事業の優先順位を見直して財源を確保する」とした。

■金田氏一問一答 事業見直し、PCR検査拡充

 会見での主なやりとりは次の通り。

 -立候補への思いは。

 「5日に要請を受けて立候補を決めた。今の県政は新型コロナウイルス対策に十分対処できず、人口減少も進み、失業者は増えている。県政の転換が切実に求められており、県民と野党の共同候補として頑張る決意を新たにした。福祉を大切にし、県民の命、健康、暮らしを最優先する」

 -現県政のコロナ対策への評価と自身の政策は。

 「PCR検査を拡充しないのが最大の問題点だ。重症化して医療逼迫(ひっぱく)が起こる。安心して店舗の休業やリモートワークができる補償をきちんとした上で、緊急事態宣言を要請する必要があるのかもしれない」

 -手厚い支援を掲げるが、財源はどう確保する。

 「計画されている高規格道路の事業を見直し、コロナ対策に予算を回す。大企業や富裕層に対する税率を是正し、事業活動の活性化や人々の暮らしを応援することで税収増につなげる」

 -選挙に向けた活動は。

 「県内全域を回りたい。感染拡大防止に配慮しオンラインツールも使いながら、現場の皆さんの声を聞く。双方向の交流を通じた選挙戦にしたい」

【記事特集】2021兵庫県知事選

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